Blog Archives

湖畔のクリスマスマーケット。

湖畔のクリスマスマーケット。昨日の日曜日は、ここから電車で1時間程で行けるリンダウ(Lindau)の町のクリスマスマーケットを訪ねました。

久し振りに晴れ上がった青空のもと、ボーデン湖を背景にしたマーケットはなかなか風情がありました。ところが、空気は肌を刺すように冷たく、馬小屋に仕立てたテントの中で、藁で作った腰掛に座って飲んだグリューワイン美味しかったこと!

ここで体を温めた後は、リンダウの町をぶらぶらと歩いてみました。リンダウは石畳を敷いた、とてもきれいでこじんまりとした町で、日曜日でも特別に開いていたかわいらしい店を覗いたりして、寒さに我慢ができなくなるまで、しばしの散策を楽しみました。

帰りの電車の時間までは、船を改造したカフェでコーヒーを飲みながら、ボーデン湖に日が落ちていくのを眺めていました。その頃にはマーケットも混雑し、昼間とはすっかり趣を異にする景色になっていました。

23日からはイギリスに行くので、ドイツのクリスマスマーケットを見るのは、これが最後かも知れません。ちょっと名残惜しいです。

今年のクリスマスマーケットはここから。

今年のクリスマスマーケットはここから。 昨日の午後は久しぶりに時間が空き、同僚とその奥様が、ここから車で30分ほどのところにあるラーフェンスブルクという町のクリスマスマーケットに車で連れて行ってくださいました。

大きな町の盛大なものに比べ、ここのクリスマスマーケットは、こじんまりとして牧歌的な趣があり、夕暮れと共に人々が集まってきました。

私も、長靴の形をしたカップで名物のグリューワイン(温かい香料入りワイン)を1年振りに口にし、過ぎ去ったこの1年間に思いを馳せました。

ちょっとした眺めです

ちょっとした眺めです零度まで気温が下がる日が続いた11月に比べ、ここ1週間はぐっと寒さが和らいできています。暦も12月に変わり、町はクリスマスを迎える準備で華やいできています。

町の一角には、キリスト生誕の場面を再現する馬小屋の模型も、いつの間にか出来上がっていました。

私は仕事が終わると、学校を出てカフェに行き、ワインを飲みながらくつろぐのが好きなのですが、冬になってカフェの中はとても込んできています。

ところで、私はビールには関心がありませんが、スーパーのビール売り場の充実振りにはいつも驚いているので、今日は、わざわざその写真を撮りに行ってきました。

ドイツ人のビール好きは有名なので、さぞかし酒代がかさむかと思いきや、ビールの値段は日本の半分以下で、銘柄も地ビールを含めると何十種類もあるそうです。

この写真は2階の売り場へ上がるエスカレーターから撮ったビール売り場の一部です。値札の上のほうの数字が1ケースの価格で、下の方が1本の価格です。

ちなみにこちらは同僚から聞いたのですが、世界で一番ビールを飲むのはドイツ人ではなく、ベルギー人だそうです。ワインの生産可能な北限がドイツで、ドイツ人はビールの他にワインもたくさん飲めるのに比べ、ベルギー人はビールしか自国では生産できないからだそうです。勉強になりました。

こんな冬景色です。

こんな冬景色です。先週は毎日のように雪が降ったり止んだりの寒い日が続き、日中の気温が3℃位までしか上がらない日もありました。

暖冬だった去年に比べ、今年は冬が前倒しにやって来たようですが、その分早く春になってくれるといいな。

11月という月は、ドイツ人にとっても一年で一番気が滅入る時らしく、12月になってやっと、クリスマスを迎える準備で気分が華やいでくるのだそうです。

私もこの寒さと、日中の短さに精神的に落ち込んでしまわないように、なるべく楽しいことをたくさん考えるようにしています。

ところで、凍った道で転ばないように気をつけて歩くようにしていますが、ドイツでは、雪掻きをしていない家の前で誰かが転んで怪我をした場合、その家の人が法律で罰せられると知り、これもお国柄と感心しました。

ロンドンがぐっと身近に。

ロンドンがぐっと身近に。冬時間に変ってから、日の暮れるのが一層速くなり、今週の週末からは急に寒くなるという予想も出ています。

先週は、一年ぶりのロンドンで大いに羽を伸ばしてきました。

娘と彼氏がローンで買った家は、住所がロンドンだけあって、大きさからすると驚くほどの価格ですが、若い二人が独立したことは偉いと思います。

二人の家は、アレクサンドラパレスという公園のそばにあり、11月3日(土)の夜は、大勢の人が見物する中で、ガイ=フォークス祭の花火が打ち上げられました。

ロンドンで一番高い場所にあるこの公園からは、遠方に、テムズ川の両岸のあちらこちらから花火が上がっているのも見物でき、30分ほどのパノラマショウーを楽しみました。

娘たちが家を買ったおかげで、ロンドンがぐっと身近に感じられるようになり、これからは邪魔にならない程度で頻繁に、やって来たいと思いました。

〔キングスクロス駅は乗換駅で、ここにはあの『ハリーポッター』で有名なプラットフォーム9と3/4があります。いつも観光客がこの壁の前で記念写真を撮っています。〕

10月でもう初雪です!

10月でもう初雪です!昨日も朝方はうっすらと雪が積もっていましたが、日中は陽が射して、美しい紅葉が名残を惜しんでいました。

ところが、日曜日の今朝、8時頃目が覚めた時、外は雪降りでした。起きて雪景色の写真を撮りたかったのですが、この頃は気が済むまでベッドでうとうとしているのが、日曜日の朝の何よりの楽しみなので、やっと11時頃起きたときにはすでに雪は小雨に変っていました。

生徒と手芸をする約束があったので、学校に出かけて行くと、授業棟の前のベンチには中1の女の子たちが作った可愛らしい雪だるまが座っていました。もう本格的な冬の到来なのでしょうか。

今日から私のアパートの暖房も入れないと凍えてしまうかも…。

可愛いクマが勢揃い

可愛いクマが勢揃い手芸部の活動を再開し、中1、高1の女子が小さなクマのぬいぐるみを作りました。

みな慣れない手つきで針を運んでいましたが、一人一人の個性が出て、とても可愛らしく仕上がりました。首にマフラーを巻いたり、靴下を履かせたりと、楽しいバリエーションが飛び出して、私も感心してしまいました。

鉄格子の文字が意味するもの。

鉄格子の文字が意味するもの。 昨日、ドイツに来てから初めて、強制収容所をこの目で見てきました。

今回の秋の校外研修で、私たち高1グループは、ミュンヘンから20キロ程西にあるダッハウ(Dachu)強制収容所を訪れました。

最初ここは、当時のナチス政権に反対する政治犯を収容するための施設でしたが、戦局が悪化し、ユダヤ人絶滅政策が法律化すると、まさにユダヤ人を虐殺する魔の収容所になっていったのだそうです。

皮肉にも『労働は自由をもたらす』と書かれた鉄の扉をくぐると、そこには砂利を敷きつめた広場で、両側にバラックがずらりと並び、左側の一角からは、ガス室と死体焼却場へ続く道が伸びていました。

ガイドの案内で博物館に入ると、そこには、この地で繰り広げられたおぞましい殺戮の赤裸々な記録が残されていました。このような残虐な行為に走った当時のナチス政府を憎むことは当然なことであっても、人間の心には、理性も何もかも奪って狂気に走らせてしまう魔性が潜んでいることも思い知らされました。

またしても、日本人も同様に残忍な殺人行為をかつて行ったという事実が重く心にのしかかってきました。2度とこのようなことが繰り返されないように歴史を正しく伝えていかなければなりませんが、この瞬間も世界中で記録にも残されず、無残にも多くの人々が戦争がテロ事件の犠牲になっています。一体、人類に未来はあるのだろうか、と考えてしまいます。

平和な国で何不自由なく育ってきた生徒たちが、この厳粛な場で、顰蹙を買うような発言や行動をしないように、生徒たちはあらかじめ授業でこの時代の歴史を勉強しておきました。60年前は地獄だったこのダッハウ収容所に立って、生徒たちは何を感じてくれたのでしょうか。

ムードが高まっています。

ムードが高まっています。これは町に貼られたドイツ桐蔭学園祭のポスターです。

今年は『お出でませ小さな日本』というテーマで、地元のドイツ人に日本文化を紹介することを第一の目標に掲げました。

恒例の餅つきや剣道のデモストレーションの他に、今回は相撲や空手の紹介など、いろいろと新しい出し物を企画しました。高1の『祭り』班13人による『よさこいソーラン』の踊りは、夏休み明けからの短い期間の練習でしたが、どうにかお客に見てもらえるところまでこぎつけました。最初は13人がなかなかまとまらず、「鳴子(なるこ)」をおもちゃにしたり、理由をつけて練習をさぼろうとしたり、「なんでうちらが?」とか「やる気ねえよ。」などと言っていた生徒たちが、本番が近づくにつれ、自発的に練習を始めたり、真剣にステップを覚えようとする姿も見られるようになりました。

一昨日も昨日も、ステージ上での最終審査には合格しませんでしたが、踊りの動きは毎回着実に上達しています。

明日の再々審査にはきっとGOサインが出ると信じています。高1のあの子たちが、よくここまで頑張ってくれたと私達両担任は、胸にぐっと来るものを感じています。

裏庭で見つけた秋の味覚。

裏庭で見つけた秋の味覚。 ここ数日、早朝は霧が立ち込め、気温も下がって、秋がますます深まってきています。でも、今日はこのところのぐずついた天気とうって変わって、素晴らしい秋晴れになりました。

昨日で期末考査も終わり、今日は教員にとっての平日研修日で、生徒も授業はありません。明日からは試験で中断していた学園祭準備が始まります。

先程、広報部の生徒が学園祭のポスターを町に貼りに行くのに、散歩がてらついて行きました。

帰って来た生徒に後から聞いたところでは、ポスターとチラシを引き受けてくれた店は思ったより少なかったそうです。ドイツ人は張り紙ひとつにしても、規則にうるさいのか、生徒たちのドイツ語がうまく伝わらなかったのか、どちらかわかりませんが、もう一度作戦を練る必要がありそうです。

写真のリンゴは、今朝、男子寮前の庭にある木からもいだものです。地面に落ちたリンゴを生徒がボール代わりにして遊んでいて困ると、昨日、用務員のおじさんから苦情が来ました。食べてみると、シャキッとした歯ごたえと、適当な酸味があって私はおいしいと思いました。